文字起こし技能テストは、文字起こし、テープ起こし、書き起こしなど、録音された音声を文字化する技能を測定します。

副業・在宅ワークへつなげるために

副業・在宅ワークへつなげるために

 文字起こしは、自宅で作業ができる仕事

文字起こしは、もとは速記からスタートしており、今では「文字起こし」「音声起こし」「書き起こし」「反訳」「テープ起こし」などと呼ばれています。呼称はさまざまですが、すべて同じ仕事。自宅で作業ができるという利点から、副業や在宅ワークとして仕事を請けている方が多い職業です。

●育児・家事・介護などの理由で、定期的に時間が拘束される働き方が難しい方
●土日や平日の夜間などにできる仕事を探している方
●専門的なスキルをつけ、関連する仕事に役立たせたい方
におすすめできます。

仕事の内容は、音声を聞き文字に起こす作業になります。まずは発注者が、ICレコーダーやスマートフォンなどメディアに録音されたデータを発注者が、作業を担当する人に、メールやオンラインストレージサービスなどを利用して送ります。作業者は、データを受信し、パソコンに取り込み、仕様書に基づきながら、Wordやテキストエディターソフトに、音声を文字化して打ち込み、校正し納品します。文字化するときには、音声認識ソフトなどを活用することも多くなりました。

副業・在宅ワーク向きの仕事環境


パソコンとインターネット環境があれば、世界中どこにいても仕事ができます。納期については、「受け渡しから中1日」など、その都度、条件が設定されますので、それまでに納品できれば、いつ作業を行っても問題ありません。

パソコンは、デスクトップ、ノートパソコンに限らず使いやすいものがおすすめです。できれば、専用ソフトが対応しているWindowsの方が使いやすいでしょう。
イヤホンやヘッドホンについても個人の好みで構いません。ほか、プロのワーカーは、足で再生や停止が操作できるフットスイッチも利用しています。

必要な機材:パソコン、プリンター、ヘッドホン、ICレコーダー、フットスイッチ
必要なアプリケーション:ウイルス対策ソフト、Word、音声ソフト、PDF閲覧ソフト、PowerPointほか

仕事を見つけるために

自宅で作業ができる「文字起こし」の仕事は、以下の方法で受注することができます。
A:速記や文字起こしの専門会社に登録する(トライアルに合格する)
B:在宅ワークのエージェントやクラウドソーシングサイトに登録する
C:同業者の仲間を見つけ下請けする

Aのトライアルに合格し登録ができた場合、受注量や時期などを相談しながら、定期的に継続して仕事を受注することが可能となります。継続的に案件に携わることは、スキルアップにも実績にもつながります。ただし、専門会社が設定している合格ラインは高く、タイピング速度はもちろん、国語力から時事ニュースへの関心(時事関連の仕事が多いため)まで、幅広い知識が求められます。ライターと混同しやすいのですが、ゼロから文章を創るライターと違い、文字起こしは「人間コピー機」のように、仕様書に基づき音声を文字化することが求められます。執筆能力は必要ありませんが、プロとしての文字起こし独自のスキルが必要となります。このスキルがない内は、なかなか合格ラインには届かないようです。これは、『文字起こし技能テスト』でいう850点以上のレベルに該当します。

参考:スコアって何点とれば仕事に結びつく?
 

Bについては、登録することのみにスキルは必要がなくハードルが低いせいか、発注者も非常に安価な価格で発注していることが多く、せっかく受注しても、まったく割に合わないといったケースも聞かれます。また受注しても、作業者に文字起こしのスキルがない場合は、一度きりで終了してしまうこともあるようです。安定的に継続して仕事をしたいのであれば、まずは文字起こしの基本スキルを磨き、プロとして対応できるようになってから受注するようにしましょう。

Cは、既に文字起こしの仕事を行っている知人などがいる場合に該当します。知人がいない場合は、文字起こしの仕事をする人のネットワークや、在宅ワークを支援している団体、NPOなどの交流会に参加し、知人を増やしコネクションを広げてもよいでしょう。ただし、この場合も文字起こしについて高いスキルを持っていないと相手にしてもらえません。反対に実力がある人は、繁忙期(11月~3月)になるとどんどん仕事が依頼されるようです。

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