文字起こし技能テストの出題内容
文字起こし技能テストは、知識編と実技編で構成されています。受験時間は両方合わせて60分です。
知識編
音声(MP3ファイル)を聞き、Webのフォームに解答を入力し、送信します。
知識編の主な出題内容は、次のとおりです。
- 聞き取り 聞き誤りの発見など
- 一般常識 固有名詞、歴史的事実、時事用語、ビジネス用語、新語、略語など
- 言葉の知識 敬語、重複表現、故事成語や四字熟語、同音異義語など
- 表記 仮名遣い、送り仮名、漢字や数字の使い分け、片仮名語など
- 話し言葉の処理 不要語の処理、語順の修正、変化した音の修正、助詞の修正など
- 文字起こしの知識 会議、講演、インタビューなどを文字起こしする際の知識
問題数:1~6の合計で20問以内(解答欄の数は50個以内)
詳しくは『文字起こし技能テスト公式テキスト 改訂版』をご覧ください。
実技試験
長さ約5分の音声を仕様書に従って起こし、Web上のフォームで送信します。
実技試験の主な採点内容は、次のとおりです。
聞き取り、一般常識、言葉の知識、表記、仕様に沿った処理、文字入力の正確さ
詳しくは『文字起こし技能テスト公式テキスト 改訂版』をご覧ください。
パソコン環境など
ご自宅のパソコンを使用してください。使用するソフトウエアやハードウエアに特に制限はありません。
採点基準
表記については、内閣告示「常用漢字表」「現代仮名遣い」「送り仮名の付け方」「外来語の表記」などをベースにして、いわゆる「新聞表記」または「速記表記」に沿った表記で採点します。
申込時にいずれかの表記をお選びください。
・【新聞表記】共同通信社『記者ハンドブック 第14版』の表記で採点
・【速記表記】日本速記協会『新訂 標準用字用例辞典』の表記で採点
それ以外の採点基準については『文字起こし技能テスト公式テキスト 改訂版』をご覧ください。