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よくあるご質問
Q.文字起こし技能テストとは、どんな試験ですか?
文字起こし技能テストは、話し言葉を理解し、正しく文字化する技能を計測するテストです。私たちは普段、本当に大切なことは文書よりも対面の話し言葉で伝達しています。トーク内容を確実に理解し、適切に記録するテクニックは、社会のさまざまな場所で必要とされています。
Q.文字起こし技能テストの英語表記を教えてください
「Japanese transcription skill test」になります。
Q.この試験を受けるとどんなメリットがありますか?
文字起こしのスキルアップ向上、副業、兼業、個人事業主(自営型テレワーカー)として独立する道が開けることはもちろんですが、そのほかにも日本語のトークを聞いて的確に理解することができるようになります。日本人なら日本語を聞いて分かるのは当たり前と思われがちですが、実は普段の暮らしではごく限られた語彙(ごい)しか使われていません。そのため、相手の話を聞き漏らしたり聞き落としたりしていることがよくあります。
文字起こし技能テストの点数アップを目指し勉強することで、トークの中に出てくるさまざまな語彙やその使われ方に接することができます。それは会話力、コミュニケーションスキル向上にもつながります。
<まだまだたくさんある、文字起こし技能テストのメリット>
- 「文字入力が速くなる!」
- 「確実な議事録が作成できるようになる!」
- 「会議やインタビュー、講演などを録音するのがうまくなる!」
- 「上司がむずかしい話をしても、内容が理解できる!」
Q.この試験を受けると仕事に結びつきますか?
文字起こしを仕事にして、自営型テレワーカー(在宅ワーカー)として活躍することができます。また、現在文字起こしの仕事をしている人にとっては、定期的に文字起こし技能テストを受けることで、自分の技能がアップしているかを確認することができます。
この試験は合格不合格を決める形式ではなく、点数制です。仕事をする際、発注者に「文字起こし技能テストで何点」とお伝えください。
※試験運営者は、仕事の紹介・あっせん等は行っておりません。
Q.どのように学習したらよいですか?
まずは公式テキストに取り組みましょう。文字起こしには、「トークを整理した状態で文字化する仕様」や、「言い間違いや言いよどみまで全部文字化する仕様」など、さまざまな起こし方があります。これらの違いをマスターすることは、単に文字起こし技能テストで良い点を取るためだけではなく、社会で実際に文字起こしをするときに役立ちます。
公式テキストで試験問題のポイントを理解したら、次に、公式問題集で数多く問題を解きましょう。ポイントをつかむと、短時間ですらすら解けるようになります。
また、文字起こしをするためにはさまざまな分野への知識が必要です。普段からニュースを聞き、新聞を読むようにしましょう。文字入力のスピードを付けることも大切です。
Q.文字起こしをしたことがないのですが、受験できますか?
大丈夫です。まずは公式テキストで勉強してみてください。問題の解き方だけではなく、文字起こしについての知識全般も丁寧に解説しています。文字起こし技能テストは、最初から1000点満点を取れる試験ではありません。まずは400点を目指して学習をスタートし、点数アップを楽しんでください。
Q.表記の違いについて教えてください
文字起こしを行う際には、大きく分けて「新聞表記」「速記表記」のいずれかを使用します。
※表記:言葉を文字として表すときの表し方を指します。例えば、漢字にするとしたらどの字を使い、どんな送り仮名を付けるかなど。
<新聞表記>
日常的に使用される表記で成り立つ、なじみやすい表記。企業の会議、インタビューなど民間案件で多く使われます。
※文字起こし技能テストを初めて受験される方、得意先からの表記指定がない方は、こちらを選択ください。
<速記表記>
送り仮名の付け方などに独特な規則があります。話し言葉に特化し、官公庁などの会議録などに多く使われています。
※すでに文字起こし経験があり、速記表記のスキルアップをしたい方、発注先より指定されている方はこちらをお選びください。
■文字起こし技能テストで使われる表記のテキスト
新聞表記:共同通信社『記者ハンドブック』(一般の書店やネット書店で購入可能。現在の最新は第14版)
速記表記:日本速記協会『標準用字用例辞典』(日本速記協会から取り寄せ。現在の最新は「新訂」と付いたもの)
Q.本当に文字起こし(テープ起こし)という仕事は存在するのでしょうか?
文字起こしは、マスコミや一般企業や役所で昔から使われています。「市役所のパートに行ったら、会議の録音を渡されて、文字起こしをするよう言われた」という声もありますから、誰でもテクニックを身につけておいて損はありません。さらに今は、PTAの役員会やマンション管理組合の総会など、地域の活動などでも記録の作成に文字起こしが使われるようになってきています。
その企業の社員や地域活動のメンバーが自分で文字起こしして記録を作成するのが、本当は一番よいのです。できる人がいない場合は、専門の会社に外注されます。ですから、そういう文字起こし(テープ起こし)専門の会社で在宅スタッフになって、家で文字起こしの仕事をしている人は数多くいます。
Q.タブレットしか持ってないのですが受験できますか?
文字起こし技能テストは、「音声を再生しながら、文字を入力し、分からない言葉をインターネット検索して調べる」というふうに、複数のアプリケーションソフトを同時に使いながら受験することになります。タブレットでは受験しにくいため、パソコンのご使用をおすすめします。
Q.特別措置について教えてください。どのように申し込めばよいでしょうか。
文字起こし技能テストは、視覚に障害をもった方のために特別措置にて技能テストを実施しております。詳細をメールにてご連絡いたしますので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。みなさまのご参加をお待ちしております。
Q.試験結果証明書を紛失してしまいました。
再発行が可能ですので、事務局までご連絡ください。手数料は700円(税込)となります。