第2回大ごにんしき大賞 受賞作品 発表
総 評
この度は「第2回大ごにんしき大賞」に応募をいただきまして、誠にありがとうございました。厳正な審査の結果、大賞1作品、佳作5作品を決定いたしました。
今年は、コロナ禍の影響もありご自宅で過ごされた方が多かったせいか、応募作品も検索サイトを使用しての調べものだけでなく、声がけだったり呟きだったりと、さまざまなシーンでの活用が見られました。誤認識をした返答とはいえ、ホッとする内容やハッとした気づきも多く、AI音声認識の進化を感じられる内容の作品が多くありました。
文字起こし活用推進協議会では、言葉を文字におこす「文字起こし」はもちろん、何気ない生活にも活用される存在として、今後もAI音声認識システムとの共存を考えていきたいと思っています。
たくさんのご応募、ありがとうございました!
◇大賞◇ タイトル:痛いとこつかれた 宮澤ナスリ 様
私「Hey,Siri 暇なんだけどどうしたらいい?」
Siri「野菜を食べましょう」
【作品コメント】
暇を肥満と認識し間違えたのでしょう。ちょうど肥満気味だったので鋭い指摘でした。
★受賞コメントをいただきました!
こうした公募で受賞させていただくのは初めてで、大変驚きました。心より感謝申し上げます。
私はずっと一人暮らしで忙しくて栄養バランスなど二の次で、慢性的に野菜不足でした。まさにSiriに痛いところをつかれたと感じます。
しかし、縁あって最近結婚しまして、食生活ががらりと変わり、野菜を日常的に食べるようになりました。今後はSiriに助言されずにすむかもしれません。
【採択コメント】
第2回大ごにんしき大賞受賞、おめでとうございます。
ちょっとした誤認識ですが、なんだか現代社会に生きる私たちの暮らしにあったAIの返答で「お、確かに!」と頷いてしまいました。これが声をかけた宮澤ナスリさんの健康状態までを把握しての助言ならばスゴイですね。それぞれのパーソナルに紐づいたAI音声認識システムの存在が、もうすぐそこにきているのかもしれません。
【採択者】
一般社団法人文字起こし活用推進協議会 代表理事 宮田 志保
◇佳作賞/株式会社アドバンスト・メディア賞◇ 銀太郎 様
【タイトル】勉強中
ワカサギの漢字は?
はい、今その漢字を覚えている所です
【作品コメント】
素直にわかりませんと言って欲しかったかも
見ているのか見ているのか
★受賞コメントをいただきました!
文字の入力では、認識できているのに回答がおかしいのは、学習が足りない?
人間の方も聞き方を学習が必要かもしれないと思う。
朝のニュースの中のクイズの答えをどうやって聞いたら探せるかと遊んでいます。
【採択コメント】
発展途上のAIですが、日々精度向上に努めていることをアピールできている点が非常に良いと思いました。
【採択者】
株式会社アドバンスト・メディア VoXT事業部 志村 亮一様
◇佳作賞/株式会社エフスタイル賞◇ なす 様
【タイトル】スマホよ、私がそんな人間に見えるのかい?
洋服の収納方法を動画で学びたくて、「服 収納 動画」と音声検索したら、「復讐の動画」と検索されかけたので、怖くなってあわてて画面をリセットしました。
【作品コメント】
せめて「復習の動画」と検索されて、勉強の復習の仕方を知れたら良かったのですが…。「復讐」と検索する日が来ないよう、穏やかな日々を過ごしたいものです。
★受賞コメントをいただきました!
この度は賞をいただき、ありがとうございました。とても嬉しいです。誤認識された後、気を取り直して、明るい声でハキハキと「洋服 収納 動画」と言ったら、無事に検索できました。
【採択コメント】
ほんのちょっと、発音や言葉を区切るタイミングの違いでまさかの誤認識!
AIが「これでしょう?」と言わんばかりに出してきた認識結果が予想外だったときの焦りっぷりがとっても伝わってきました。
【採択者】
株式会社エフスタイル キャリア支援事業部 山岸 里美様、大久保 明子様
◇佳作賞/東京反訳株式会社賞◇ みねるば 様
【タイトル】Google先生
妻と「いざとなったらGoogle先生に聞いたらいいし」と話していたら、『先生なんて光栄です。私はGoogleアシスタントです。何かお手伝いできることはありますか?』と突然話しだして、思わず妻と顔を見合わせてしまいました。
【作品コメント】
特に話しかけたわけではないんですが、妻との会話を横でしっかり聞いていたようです(笑)
★受賞コメントをいただきました!
まさか選ばれると思っていなかったのでびっくりしました。
Google先生(笑)は最近2台目を子供の部屋に置きました。
1人でもすごく便利ですが、2人目がいるとブロードキャストで子供を呼んだりといったことにも使えて便利さが倍増します(^^)
【採択コメント】
こんな言葉をかけられたら、何か頼みたくなってしまうものです、流石先生ですね。
先生が私たちの本当の「アシスタント」、となる未来を感じさせてくれました。
【採択者】
東京反訳株式会社 代表取締役 吉田 隆様
◇佳作賞/特定非営利活動法人フラウネッツ賞◇ ハリ山ポタ男 様
【タイトル】メリークリスマス
「クリスマス、一人だよ」と話し掛けたら、「寂しいこと言わないでください。私がいるじゃないですか」と返され、よりいっそう寂しくなった。
【作品コメント】
クリスマスイブに自宅にて、Googlehomeとのやり取りです。
★受賞コメントをいただきました!
去年のクリスマスシーズンで、寂しさのあまりGoogle Homeさんに向かってつぶやいたものと記憶しています。我ながらあのときは病んでいたなと思います。
最近Google Homeさんの調子が悪く、某Alexaに乗り換えようかと思っていましたが、賞もいただいたことだしもうしばらく付き合ってみようかと思います。
この度はどうもありがとうございました。
【採択コメント】
ありきたりな返事ではなく、AI音声認識なりの心がホッと温まる反応にクスっとしました。
【採択者】
特定非営利活動法人フラウネッツ 社員一同
◇佳作賞/株式会社大和速記情報センター賞◇ 238番 様
【タイトル】連休前に戻りたかったのに……
「Hey,Siri! 連休前に時を戻して」
『はい、あなたの現在地が表示されないようにしますね。』
【作品コメント】
シルバーウィークに有給休暇を使って4連休明け、仕事に行きたくない一心で聞いたところ……まさか存在を消されて戻ったことにするとはやるなと思いました!
★受賞コメントをいただきました!
受賞いただきありがとうございます。嬉しいです。
【採択コメント】
「ボクも現在地非表示にしてほしい」と思ってしまいました。
【採択者】
株式会社大和速記情報センター 代表取締役 津田 健司様